2009年08月12日

株式投資の考え方

リーマン・ショックで世界中の株価が暴落し、しばらく株式投資から手を引いていた投資家も多いでしょう。

最近、米国の経済が底打ちしたのではないかというアナリストの見方もあり、米国株を始め世界の株価が上昇してきました。


リーマン・ショックで手痛い損失を被った投資家は、何とか損を取り戻そうと、新たな材料探しに奔走されていると思います。

ところで、株式投資の魅力は日々の株価上下だけではありません。
確かに、個人投資家向けのネット証券は売買手数料を値下げして、活発な売買を促しています。

しかし、どうしても情報の質やスピードでその道のプロにはなかなか太刀打ちできないのが現状でしょう。


そこで、見方を変えて中長期投資を狙ってみてはどうでしょう。

短期売買では、情報のスピードに勝るプロ投資家に軍配が上がっても、中長期投資なら期毎の決算の必要がない個人投資家の方が有利な場合もあります。


中長期投資なら、将来株価が上昇することは見通す大局観は必要ですが、日々の少々の株価変動に左右されないので、精神的には楽になります。

中長期投資で株を買うなら、その会社がどんな商売をし、どうして利益をあげているのか認識しておきましょう。
株を買うというのはその会社の株主になると言うことです。その会社の考え方や経営方針が納得できないのに株主になるのは精神的にも良くないでしょう。

中長期で株を買うというのは、その会社に出資すると言うことですから、少なくとも自分が応援したい会社の株を買うというのが、本来の株式投資の姿でしょう。

そんな株主に対して、配当金を出したり優待品を配ったりする会社が増えているのも、個人投資家を増やしたい会社が増えているということです。

中長期投資で株を買うにしても、やはり売買手数料は安いに越したことはありません。
手数料が安いネット証券はこちらでチェック出来ます
(参照:ネット証券 手数料ランキング-通常コース


上記証券会社ランキングにも掲載されていますが、最近SBI証券と楽天証券が手数料の値下げ競争を繰り広げています。

どちらが最も安い手数料かを争う1円単位の競争です。
ここまで来ると、ほとんど意地の張り合いのようなものですが、ユーザーにとっては安いに超したことはありません。

ただし、あまり無理をして会社が潰れてしまっては元も子もありません。破綻しない程度に頑張ってもらいたいものです。  


Posted by ヌッシー at 14:51投資方針